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現役ダンサーからの推薦文

八幡顕光

八幡顕光〈AkimitsuYahata〉
ロサンゼルスバレエゲストプリンシパル 元新国立劇場バレエ団登録プリンシパル

高校生の頃、コンクールの練習に間に合わず、遅刻して行くことが多々ありました。真紀子先生は何も言わずに僕がウォームアップをして踊る準備が出来るまでいつも待っていてくださいました。どんな状況下でも「慌てず、納得のいくまでやりなさい」というバレエに対する情熱と、妥協を許さない厳しさに見守られて、僕は伸び伸びとバレエを続けられたのだと思います。そして、笑い声が大きいのが印象的な、ユーモアに溢れた真紀子先生の魅力にも、僕は惹かれていたのだと思います。今では僕もプロとなり、教える機会が増えましたが、毎回、試行錯誤、日々勉強といったように伝えることの難しさを痛感しています。それを思うと踊ることの楽しさを感じて技術の進歩も向上したあの頃に真紀子先生から学んだことは、僕のダンサーとしての糧になっています。
 

■プロフィール

東京都出身。

10歳より石井清子バレエ研究所にて、石井清子、安達悦子に師事。

2003年 新国立劇場バレエ研修所に入所。牧阿佐美、豊川美恵子に師事。

2005年 新国立劇場バレエ団入団。直後の『カルミナ・ブラーナ』で、振付家でバーミンガム・ロイヤルバレエの芸術監督(元新国立劇場バレエ団芸術監督)に抜擢され、神学生のソロを踊りデビュー。

2006年 ソリストに昇格。

2008年 ビントレー『アラジン』の世界初演で主役に選ばれ、アラジンを振り付けられる。

また、ボリショイ劇場でのブノワ賞授賞式にて、ビントレーがノミネートされた際、作品紹介で『カルミナ・ブラーナ』のソロを踊る。

2011年 ファースト・ソリスト

2012年 プリンシパルに昇格。

2017年 登録ダンサーに移行、Los Angeles Ballet Guest Principal 

2018年より新国立劇場バレエ研修所講師。

Los Angeles Ballet 、Universal Ballet などにゲスト出演。

平成14年度文化庁新進芸術家舞踊国内研修員

第33回ニムラ舞踊賞受賞

主なレパートリーに、

ビントレー『アラジン』タイトルロール、『カルミナ・ブラーナ』神学生2、『E=mc2』『ファスター』『ギャラントリーズ』『シルヴィア』エロス,マゴグ、『テイクファイブ』『パゴダの王子』北の王、『ペンギン・カフェ』テキサスのカンガルーネズミ、プティ『コッペリア』フランツ、『こうもり』ウルリック、アシュトン『シンデレラ』道化,ダンス教師,ナポレオン、マクミラン『マノン』物乞いのリーダー、『ロミオとジュリエット』マキューシオ、イーグリング『眠れる森の美女』親指トム、『くるみ割り人形』フリッツ,トロル,トレパック、『白鳥の湖』道化,ナポリ、『バヤデール』ブロンズアイドル,マグダヴェア、『ジゼル』ペザント、『ドン・キホーテ』サンチョパンサ、ドゥアト『ドゥエンデ』ウォルシュ『オルフェオとエウリディーチェ』精霊,『The Wolfgang for Webb』、バランシン『Symphony in Three Movements』『Tarantella』、サープ『In the Upper room』、ラング『Escaping the Weight of Darkness 』、金森穣『solo for 2』、中村恩恵『Who is “Us” ?』、平山素子『Ag+G』,『兵士の物語』兵士、JAPON DANCE PROJECT『CLOUD/CROWD』,『Move/Still』など。

鈴木里依香

鈴木里依香〈Erika Suzuki〉
クロアチア国立バレエ団所属

マキ先生はいつも明るく元気いっぱいのフルエナジーで教えて下さったのを覚えています。レッスンではもちろん、コンクールの練習や特別に美浜バレエスタジオの発表会に出演させて頂いたりと大変お世話になりました。叱るべき時には厳しく叱り、そうでない時はとても優しくポジティブで明るい私の大好きな先生のひとりです。あの時の私はすごく肉体的•精神的に弱くスタミナもなく、先生のレッスンはとてもハードだったのを覚えています。お陰様で今ではしっかりスタミナもつき、こうして海外の舞台で自信を持って踊れるのもマキ先生の指導があったからこそだと思っています。私の尊敬する素敵な先生、先生に出会えてことに感謝してます!これからも沢山の生徒を育てていってくださいね!

■プロフィール
7歳大阪にてバレエを始める。
石神井バレエアカデミー在籍。
石井清子バレエ研究所、ティアラジュニアバレエ教室に在籍。
ロシア国立ワガノワバレエアカデミーに三年間留学(2005-2008)
イスラエル国立バレエ団入団(2008-2009)
クロアチア国立バレエ団入団(2009〜)

眠りの森の美女より、元気の精•青い鳥
ドンキホーテより、フレンズ•森の女王•キューピット
白鳥の湖より、二羽•パデトロワ
くるみ割り人形より、クララ
ジゼルより、ペザントのパドドゥ•2 wilise
Por Vos Muero( 振付,Nacho Duato)
Air(振付, Martino Muller)
Fado(振付,Hugo Viera)
Herman Sherman(振付;William Forsythe)
Grand Prix 2010 (Mia Čorak Slovenska, National Ballet competition)

坂本麻美

坂本 麻実〈Asami Sakamoto〉
東京シティバレエ団所属

初めて出会ったときから、綺麗でいつもパワフルで元気いっぱいのマキ先生。その印象は、今も何ひとつ変わっていません。
マキ先生のレッスンは、笑顔で溢れていて、でも時に厳しく的確なアドバイスを与えてくれる…そんな先生のレッスン、今でも印象に残っています。楽しく、そして厳しくしてもらったからこそバレエの楽しさを教えてもらったと思っています。
バレエ団に入ってからもマキ先生のお話を色々な方から聞いて、周りから愛される人柄を改めて感じました。
あの頃の私のように…レッスンを楽しめる人が一人でも多く、これからもどんどん増えていったら、と思っています。

■プロフィール
5歳より石井清子バレエ研究所にて、バレエを始める。
ティアラジュニアバレエ教室、東京シティバレエ団付属研究所にも在籍。
2006年、モナコ王立アカデミーへ奨学生として、短期留学。
2007年、東京シティ・バレエ団入団。
同年「くるみ割り人形」にて、初主演。
以降、「白鳥の湖」パドトロワ、「コッペリア」曙、「ジゼル」バチルド姫、ドゥウィリーなどを踊る。
2012年、「ハンガリー舞曲」主演。

現在、フリーで各舞台で活躍中。

第38回埼玉全国舞踊コンクールジュニアの部、毎日新聞社賞受賞。
第64回全国舞踊コンクールジュニアの部、入賞2位。

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